2018年08月27日

渡辺知明の表現よみ=夏目漱石「こころ」上 先生と私

 今年は漱石生誕151年になる。2009年ごろに録音してバラバラにアップしたものを、上・中・下にまとめて公開する。
上01「私はそのひとを常に先生と呼んでいた。」上02「私がその掛茶屋で先生を見たときは、先生がちょうど着物を脱いで……上03「私は次の日も同じ時刻に浜へ行って……上04「私は月の末に東京へ帰った。……上05「私は墓地の手前にある苗畠の左側からはいって……上06「私はそれから時々先生を訪問するようになった。……上07「私は不思議に思った。しかし私は先生を研究する気で……上08「幸いにして先生の予言は実現されずに踏んだ。……上09「私の知る限り先生と奥さんとは、仲のいい夫婦の一対であった。……上10「二人が帰るとき歩きながらの沈黙が一丁も二丁も……上11「その時の私はすでに大学生であった。……上12「奥さんは東京の人であった。それはかつて先生からも奥さん自身からも……上13「我々は群衆の中にいた。群集はいずれも……上14「年の若い私はややともすると一途になりやすかった。……上15「その後、私は奥さんの顔を見るたびに気になった。……上16「私の行ったのはまだ灯の点くか点かないかの暮れ方であったが、……上17「私はまだその後にいうべき事を持っていた。……上18「私を奥さんの理解力に感心した。奥さんの態度が……上19「始め私は理解のある女性として奥さんに対していた。……上20「私は私のつらまえた事実の許す限り、奥さんを慰めようとした。……上21「冬が来た時、私は偶然国へ帰らなければならない事になった。……上22「父の病気は思ったほど悪くはなかった。……上23「私は退屈な父の相手としてよく将棋盤に向かった。……上24「東京へ帰ってみると、松飾はいつか取り払われていた。……上25「その年の六月に卒業するはずの私は、ぜひともこの論文を……上26「私の自由になったのは、八重桜のちった枝にいつしか青い葉が……上27「私はすぐその帽子を取りあげた。……上28「「君の家に財産があるなら、
今のうちに……上29「先生の談話は偏この犬と子供のために、結末まで進行する事が……上30「その時の私は腹の中で先生を憎らしく思った。……上31「その日の談話もついにこれぎりで発展せずにしまった。……上32「私の論文は自分が評価していたほどに、教授の眼には……上33上34「私はその夜十時過ぎに先生の家を辞した。……上35「私は立てかけた腰をまたおろして、話の区切りの着くまで…上36「私はその翌日も暑さを冒して、頼まれ物を買い集めて歩いた。……
posted by 渡辺知明 at 22:03| Comment(0) | 夏目漱石「こころ」上 先生と私 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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